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いつだって好きな作曲家。 彼の作品は完全なホモフォニー(和音中心)構造で広範囲な半音階法・転調で構築された作風が特徴的で、 残した作品の殆どがピアノ曲と言うことが示すようにピアノの特性と限界について追求している。 一応くくり的にはロマン派に位置づけられているが、大局的に言うと彼は数多くの偉大な作曲家の中でも 逸脱している数少ない人物だと思う。 同年代であるリストやシューマンと言った作曲家でさえも、彼を前にしてはただただ嫉妬をするしかないのです。 どの世界でも突発的にこう言った人物が現れると、その他の表現者はおまけでしかない訳ですから… のちにラフマニノフは彼に対してこんな言葉を残している。 「彼は常に新しい。」 この言葉でこのオマージュは締めくくります。 |
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