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スクリャービンと言えば彼を解説する上で必ずと言っていいほど出てくる「神秘和音」と呼ばれる和声がある。 「神秘和音」とは四度音程(ド⇒ファ)を六個堆積して行った和音で合成和音とも呼ばれている。 特に重要な音は下から3番目の属七和音の音、そして下から2番目の増四度の音である。 つまり属七和音の「疑問の感情」に加え、増四度の新たな「疑問」をぶつける事で 聴き手をちんぷんかんぷんにしてしまい、その上にテンションコードを3つも重ねてしまう 訳だからチチンプイプイ♪となってしてしまうのも当然な事である。 (スコアをクリックすると音が出ます。一度聴いてみて) ※根音をハとした神秘和音 彼の作品で個人的におすすめはあまりCD化されていないop.12の即興曲 定番であるOp.8の練習曲に加えOp.65。 Op.65は神秘を超えちゃってもっと遠くへ行っちゃてます。(オーイ!どこまで行くよ~) また10作品あるソナタもハズレなし! そして後期の代表作である交響曲「法悦の詩」も外せない。 モスクワ音楽院時代、ラフマニノフとは同級生だった。 |
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